笹儚 聖雨

笹儚 聖雨 Seia Sasabou (♀)

街の人々を守ろうと頑張る明るい女の子。

玲と街のパトロールをしては二人暮らしをしている。

甘いものと楽しい事が好きで 特に祭りの屋台巡りや綿菓子が大好物。

小さな頃 両親を事故で亡くし 生き残った姉妹は

山奥にある孤児院(に見せ掛けた人体実験の施設)で育てられた。

10歳未満の子供(妹)は孤児院で育ち

10歳以上の子供(聖雨)は人体実験の対象とされて連れて行かれた。

子供達の腕 胴体 脚 臓器を

生き長らえさせながらバラバラに切り落とし バラバラに結合し

ある時は芸術品として買われ またある時は奴隷として買われ

人身売買を目的としたとんでもない施設だった。

自分が実験台に乗せられた時 どんなに恐ろしい事か知り

抵抗するも身体中を切断され 繋がれて 記憶が錯乱し 色んな所を弄られて…

気が付けば施設中の人間が何者かの手によって殺されており

自分の変わり果てた姿が怖くなり 妹を置いて外へ脱出してしまった。

その途中意識を失い 気が付いた時には病院のベッドの上に居た。

この時聖雨は自分の名前以外の記憶を喪失している。

遠く離れた今でも 施設に残された妹が自分を探している夢に魘されている。

継ぎ接ぎだらけの身体の限界は近い。